外資系CAになるには英語を話せる事が必須条件ですが、では実際どの位の英語力が必要なのでしょうか?
また、外資系CAになる為に留学経験は必須なのでしょうか?
外資系CAを目指す方の『英語力』に関した疑問を解決していこう思います!
英語力、TOEICスコアはどのくらい必要?
応募資格にTOEIC〜点以上と記載してあるエアラインもあれば、そうでないエアラインもあります。
例えば、エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空の中東3社は英語が堪能である事 を条件としています。TOEIC〜以上の条件はありません。
多くのヨーロッパ系エアラインもTOEIC〜以上と記載はなく、英語が流暢である事を応募資格としていますが、KLM オランダ航空はTOEIC700点以上、アリタリア航空は800点以上と一定の基準を満たす必要があるエアラインもあります。
一方多くのアジア系エアラインは、応募資格の欄にTOEIC〜点以上と記載があります。アジア系エアラインの応募に必要なTOEICスコアの目安は500点〜700点くらいです。
外資系CAになる為に留学経験は必要?
応募資格に留学経験を記載しているエアラインはありません。したがって、留学経験が無くても外資系CAになることはできます。
しかし実際は、外資系CAとして働いている人には海外留学など海外経験がある事が多いです。(私が現在働くエアラインの日本人クルーや、私が通ったエアラインスクールの外資系エアラインに合格した生徒さんを見る中で。)
留学経験が無くてコンプレックス、どうすればいい?
留学では、①英語力はもちろん、②海外でやっていける精神的な強さ、③異文化理解、④柔軟性、⑤適応能力が身につき、そして⑥自分の常識と異なる常識を受け入れる力が身に付きます。
①〜⑥は、国籍、宗教、文化、バックグラウンドが全く異なるクルーと、チーム一丸となって働く外資系CAに必要な要素です。
現在外資系CAを目指している人の中で、留学経験がない事がCA受験に不利に働くのでは無いかと不安に思っている方はいませんか?留学できれば1番いいですが、色々な事情で留学できない人もいると思います。
もし留学したいけれど色々な事情で留学が選択肢にない、でも外資系CAを本気で目指したいと思っているのならば、①〜⑥の力が付く環境を生活の中に作っていきましょう。
例えば、外国人が働いてる店でアルバイトをして外国人の同僚と働き、③や⑥を身につける経験を得ることや、自分とは年代の異なる人々と交流できるチーム活動に取り組み、④や⑤を身につける経験を得ることが挙げられます。
または、今いる環境にチャレンジや問題を見つけ、自分から積極的に行動を起こすことでプレッシャーやストレスに負けない②精神的な強さを身につける事ができます。
留学という選択肢がない人は、②〜⑥の力が身につく経験作りを積極的に行いましょう。
まとめ
外資系CA受験者が持つ英語に関する疑問についてまとめました。
TOEICの点数が高ければ、書類審査通過の確率は高いです。コロナの影響で採用の無いこの期間を英語力強化期間と捉え、英語力アップに励みましょう!
もちろん、TOEICの点数が高くても英語でコミュニケーションが成り立たなければ採用には至りません。留学、英会話教室など英語を使う環境に身を置き、使える英語力を身につけ磨いていきましょう!
TOEICのおすすめ勉強法を紹介した記事もありますので、TOEICスコアをもっと伸ばしたいと思っている方は是非読んでみてくださいね。
https://39english.com/toeic-score-up-2/